Subject : ソトロビマブ
カテゴリー: 健康・医療情報 > 薬学
ソトロビマブ
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ソトロビマブは、トロビマブは英グラクソ・スミスクライン(GSK)と米ヴィア・バイオテクノロジー社との共同開発した静脈注射型のモノクローナル抗体医薬品です。遺伝子組換え抗SARS-CoV-2スパイクタンパク質モノクローナル抗体であり,ヒトIgG1に由来する.H鎖の438及び444番目のアミノ酸残基は,それぞれLeu及びSerに置換されている.ソトロビマブは,チャイニーズハムスター卵巣細胞により産生される.
モノクローナル抗体は、ウイルスなどの有害な抗原を撃退する免疫システムと同様の働きを持つ、人工的に作られたタンパク質である。ソトロビマブは、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質とだけ結合する
モノクローナル抗体であり、新型コロナウイルスのヒト細胞への結合と侵入をブロックするようにデザインされている。
ソトロビマブは注射剤で、500mgを単回静脈内投与する。投与の対象は、65歳以上の高齢者や特定の基礎疾患などのためにCOVID-19による入院や死亡などのリスクが高い、体重40kg以上かつ12歳以上の小児および成人の軽症から中等症患者である。ただし、COVID-19により既に入院中の患者や酸素吸入を必要とする患者に対しては、投与が許可されていない。同薬の投与に伴う潜在的な副作用には、アナフィラキシー、急性輸液反応(薬剤投与後24時間以内に出現するアレルギー反応などの症状のこと)、発疹および下痢などがある。
- ■ COVID-19に対する効果
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米食品医薬品局(FDA)は2021年5月26日、軽症から中等症の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の治療薬として、モノクローナル抗体薬ソトロビマブの緊急使用許可(EUA)を与えたことを発表した。変異しにくい場所にくっつくので、変異ウイルスに強いと言われている 。
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開発中のCOVID-19の治療薬
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