Subject   : データリンク層

カテゴリー  : インターネット・通信 


 データリンク層
OSI基本参照モデル は開放型システム間相互接続の略でISOが標準化を 行ったネットワーク相互接続に関するアーキテクチュア(構成モデル) で7層で構成されています。その、第2層をデータリンク層といいます。 このような階層構造のことをプロトコルスタックといいます。
同一のサブネットのノード間でデータを伝送するための処理を行います。 具体的には、物理アドレッシング(MACアドレス)、ライン符号化、 エラー通知、フレームの順序つき配送、フロー制御などの処理を行います。 IEEE802.3では、データリンク層をMAC(Media Access Control)層と LLC(Logical Link Control)層の2つに分けています。 この層のフレームはMACフレームあるいはEthernetフレームと呼ばれます。
PPPの中のLCP(Link Control Protocol)などがこの層のプロトコルです。 Ethernetフレームの中にPPP情報を格納して送るプロトコルをPPPoEと いいます。
データリンク層は物理層のシンボルストリームのなかで、個々の メッセージ送信(フレーム)を区切る方法をフレーミングといい、 データリンク層のパケットはフレームと呼びます。
● PPP(Point-to-Point Protocol)
電話線や専用線などで主に使用されているプロトコルで、 TCP/IPやIPXなどの他のプロトコルを同時にサポートすること (マルチプロトコル対応)ができます。  PPPはデータリンク層で動作するLCP(Link Control Protocol)と ネットワーク層で動作する(Network Control Protocol)から構成されて います。LCPでは、通信速度やデータのサイズなどのネゴシエーションを 行い、リンクを確立します。 NCPはネットワーク層プロトコルをPPP環境で動作させるための制御を 行います。IPのためのNCPをIPCPといいます。

   ⇒ インターネットのしくみ

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