Subject   : 生命活動のエネルギー源

カテゴリー  : 学びの館 > 生物 > 栄養


 生命活動のエネルギー源
生命活動を維持する 呼吸や思考、歩行などといった全ての生命活動は、 エネルギーがもとになっており、生命活動を保つために必要不可欠な ものです。
これらのエネルギーは炭水化物たんぱく質脂質三大栄養素から つくられ「kcal」であらわされます。
炭水化物とたんぱく質は1g=4Kcal、脂質は1g=9Kcalのエネルギーを うみだします。 (1kcalは1リットルの水の温度を1℃上げることができるエネルギー の量を示します。)
ただし食べ過ぎなどで身体に必要以上のエネルギーがつくられると、 余分なものは中性脂肪として蓄えられるなど肥満や高脂血症、動脈硬化 などの原因となります。 3大栄養素はどれも中性脂肪となる性質がありますが、脂質が肥満の 原因になるといわれる理由は、脂質が一番エネルギーをうみだす量が多い からです。反対にエネルギー不足は、全身の機能低下をもたらし疲労 などにつながります。

● 欠食も肥満の原因
食事を抜くと身体が軽い飢餓状態になり、エネルギーをため込んで脂肪に変えようとしてしまいます。私たちの身体は、いつ飢餓状態になっても蓄えられた脂肪からエネルギーをつくりだせる仕組みになっているのです。そのため欠食も肥満の原因になります。食事は1日3食をきちんと摂るようにしましょう。

 ⇒ たんぱく質

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