Subject : 腸内細菌(善玉菌と悪玉菌)
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腸内細菌(善玉菌と悪玉菌)
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腸内の定住菌のことで、ヒトの腸内には、種類にして約500種類以上、数にして100兆個もの腸内細菌が、住んでいるそうです。腸内細菌は、善玉菌と、悪玉菌とに区別されます。
- ● 善玉菌
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乳酸菌、ビフィズス菌、
乳酸棹菌、ブルガリア菌、
アシドフィルス菌など
善玉菌の主なはたらきは、
- ビタミンの合成(ビタミンB群やビタミンK)
- 腸内で「酸」を作り出し、病原菌を撃退する (乳酸、酢酸、酪酸)
- 腸のぜん動運動を促し、便秘を抑える
- 免疫機能を刺激し、免疫力を整える
- コレステロールを吸収されにくい物質に変え、コレステロールの上昇を抑える
- 血圧を下げる
- 食物繊維を分解し、消化、吸収、代謝を助けます。
- ● 悪玉菌
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大腸菌、ウェルシュ菌、
ユウバクテリウム、バクテロイデス、クロストリジウム菌など
悪玉菌の主なはたらきは、
- 腸の中にある食べ物のカスなどを腐敗させる
- 有害物質を発生させる (アンモニア、アミン、フェノール、硫化水素など)
- 病気の引き金となる
- スカトール、インドールを発生させ、おならが臭くなる
- 血液を汚染し、於血になります。
食べた肉のアミンは、腸管内でウエルシュ菌により、発癌作用のあるニトソアミンに、変化します。また、脂肪分解のために分泌される胆汁酸が、ウエルシュ菌により二次胆汁酸に変わり、腸粘膜を障害します。ウエルシュ菌により生成されるニトロサミン(主犯)が、二次胆汁酸(共犯)により障害された腸粘膜を発癌させ、大腸癌になると、考えられています。
従って、肉食などで、動物性脂肪を多く摂取すると、大腸癌になるリスクが高くなると、考えられています。
二次胆汁酸は、コレステロール(卵黄や乳製品に多く含まれている)を含む食品を多く摂取しても、増加します。
⇒
免疫機能を強化・調整する食品
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