Subject : ストレスに立ち向かうために
カテゴリー: 役立つ情報 / 健康・医療情報
ストレスに立ち向かうために
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ビタミンCでストレスに立ち向かい、
ビタミンB群で神経を安定させる
ストレスを受けると、私たちの体は臨戦態勢に入ります。
副腎皮質から分泌されるアドレナリンと
コルチゾールという2つのホルモンによって、
呼吸が速くなる、心拍数が上がる、血圧が上がる、筋肉が緊張するなど、
ストレスに立ち向かう状態を整えます。
副腎皮質でこの2つのホルモンがつくられるときに、大量のビタミンC、
ビタミンB群のビタミンB6とパントテン酸が
使われていることがわかっています。もし、体内にこれらのビタミンが
不足していると、副腎皮質でこれらの2つのホルモンを生成できなくなり、
ストレスに立ち向かう態勢ができずに神経過敏や不眠といった症状が現れる
ことになります。パラアミノ安息香酸はパントテン酸の吸収を
助けることで、間接的に2つのホルモンの生成にかかわっています。
ストレスに立ち向かうときに有効なのが
フェニルアラニンです。フェニルアラニンは必須アミノ酸の1つで、ノルアドレナリンやドーパミンに変化され、精神を高揚し、血圧を上昇させる働きを持っています。
常にストレスに立ち向かう態勢で生活していたら、体も心ももちません。そこで必要になってくるのが、気持ちを安定させてイライラを鎮める作用のあるサプリメントです。「神経のビタミン」といわれているビタミンB12が、神経を正常に機能させて気持ちを安定させます。コバルトはビタミンB12の構成成分として欠かせないミネラルです。また、ストレスによるイライラ感を鎮める働きがあるのがカルシウムとマグネシウムです。カルシウムを腸管から効率よく吸収するためにはビタミンDが欠かせません。カルシウムとビタミンDは一緒にとるようにしましょう。さらに、マグネシウムには、ストレスと闘うための2つのホルモンをつくり出す副腎皮質の機能を補助する作用もあります。
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