Subject   : 細胞膜の構造と働き

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 細胞膜の構造と働き
細胞は種々の膜構造で構成されている。細胞膜の厚さは約10 nmで,形質膜 (細胞膜),核膜,小胞体膜,ゴルジ体膜,リソソーム膜,ペルオキシソーム膜,ミトコンドリア膜(内膜,外膜)など がある。

膜は生命現象の発現の場である。膜の主成分は,リン脂質や糖脂質などの 極性脂質とタンパク質で,コレステロールも重要な働きをする。

■ 細胞膜の構造
細胞膜は,リン脂質や糖脂質,コレステロール,タンパク質からなる。 細胞膜に最も多いのは、フォスファチジルコリンです。
 リン脂質疎水部は二重層をなして厚さ6〜7.5 nmの2分子膜を形成している。膜の表面や膜中に膜 タンパク質が浮遊し”膜は絶えず動いている”。真核細胞の膜では,細胞質側にスペクトリン,アン キリンなどのタンパク質からなる網目状の裏打ち構造が広がり,これがさらに,細胞骨格タンパク 質(マイクロチューブル,マイクロフィラメント,中間径フィラメントなど)と連結し,膜を支え ている。

■ 細胞膜の重要な働き
1. 細胞の形態(構造)保持
2. 内部環境の調節と細胞内外への選択的物質輸送輸送体やサイトーシス
3. 細胞表面や膜で区切られた領域の酵素
  細胞内の小器官は生体膜中や生体膜で区切られた領域に特有の酵素をもって機能。
4. "抗原"分子
  血液型,組織適合抗原など→個体の特徴を示す"細胞の顔"
5. 情報の受容体やリガンド
  細胞内への情報伝達,細胞間認識機構,ウィルス感染の標的

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