Subject   : エナメルタンパク

カテゴリー  : 学術情報 > 生化学


 エナメルタンパク
 エナメルタンパクとしては、エナメリン、アメロゲニン、アメロブラスチン、tuftelins等がある。

 ○ エナメリン
エナメリンは歯のエナメル質に見られるタンパク質の一種。エナメル質のうち、タンパク質は5%未満であるが、そのうち2%がエナメリンである。エナメルタンパクの一種であり、ameloproteases-Iとして知られる。その機能はまだ完全には理解されていないが、歯の発生時にアメロゲニンを破壊すると信じられている。

 ○ アメロゲニン
アメロゲニンは歯のエナメル質に存在するタンパク質であり、細胞外マトリックスの一種で分子サイズ5-30kDaにおよぶ様々な大きさのタンパク質の複合体である。歯の発生時期において、エナメル質は30%のタンパク質を持ち、その90%がアメロゲニンである。
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