Subject   : タイトジャンクション(密着結合)

カテゴリー  : 学術情報 > 生化学


 タイトジャンクション(密着結合)
 隣り合う上皮細胞を強固に接着する構造。細胞の隙間をふさぎ、体内の水分の蒸発や体外からの異物が侵入を防ぐ役割を果たす。密着結合。 密着結合あるいはタイトジャンクション(tight junction)とは、隣り合う上皮細胞をつなぎ、さまざまな分子が細胞間を通過するのを防ぐ、細胞間結合のひとつ。 膜タンパク質及び膜脂質の移動を制限することにより、頂端領域と基底領域の領域を区分し、細胞の極性を維持すると考えられている。オリゴデンドロサイトのミエリン鞘にも同様の構造が存在する。 膜タンパク質としてオクルディン、トリセルリン、クローディンファミリー、JAMファミリー、アンギュリンファミリーがタイトジャンクションに局在し、ストランド(接着構造)形成はクローディンが担っている。 また、裏打ちタンパク質のZO-1などのZOファミリー、シングリンファミリーなどが密着結合の細胞質側に局在し、アクチン細胞骨格との相互作用に関与していると考えられている。

<出典:Wikipedia>

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 ⇒ 細胞どうしの結合

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