Subject   : ファブリペロー干渉計(FPI)

カテゴリー  : 光学 


 ファブリペロー干渉計(FPI)
 ファブリペロー干渉計(FPI)は、エタロンと呼ばれる2枚のガラス板の間で光を多重反射・干渉させる ことによって特定の波長の光だけを取り出す装置である。光学的には非常に明るく、微弱な大気光の観 測に適している。この装置を用いて、他の方法では観測の難しい中間圏・熱圏の風・温度情報を計測す る手法が知られている。

ファブリペロー干渉計は2枚の平行ハーフミラーから構成される大変簡単な干渉計である.その原理は虹色に見える水面の油膜や反射防止膜と同様である.ミラー間の距離を調整することによって,与えられた波長に対してファブリペロー干渉計の反射/透過率を制御することが可能になる.このような可変干渉計はマイクロマシニングで容易に製作できる。

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 ⇒ 干渉法

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