Subject   : 波長可変ファイバレーザー

カテゴリー  : 光学 


 波長可変ファイバレーザー
 波長可変ファイバレーザは発振波長を変えることができるファイバレーザーです。 MOPA形式の波長可変ファイバレーザー、分散チューニングを用いた光ファイバレーザー

MOPAレーザは、シードとなるレーザ光を増幅して出力するレーザーで、シードレーザーに波長可変レーザーを組み込むことにより高出力の波長可変レーザーを実現できます。本波長可変レーザーは、平均出力100mW、ピーク出力40-110Wで、CARS分光、非線型光学、バイオ医療などの分野で特に有効です。

 ○ Genia Photonics社の波長可変ファイバレーザ
 Genia Photonics社の波長可変ファイバレーザは、ピコ秒パルスMOPAレーザ技術をベースにして1050 nm帯、1550 nm帯、1950 nm帯、3μm帯と近赤外から中赤外までの4波長帯のレーザを実現しています。ピコ秒パルスの特徴を活かしたTi-サファイアレーザの代替、コヒーレント・アンチストークス・ラマン散乱(CARS)分光など非線形光学での利用、赤外波長帯であることを利用した分光分析やセンサーなど様々な用途にご利用いただけます。また、Oriental Spectra Optics Technology社の波長スイープレーザはFBGセンシングのインテロゲータ用で非常にコンパクトです。Lightwaves社のCWレーザは出力50mwの使い易いレーザで、光部品検査、ファイバセンサなどに適しています。また、WL Photonics社のレーザは独自のチューナブルフィルタ技術を利用して広い波長可変範囲を実現しており、光通信用部品やセンサ部品の試験に最適です。

 ⇒ 波長可変レーザー

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