Subject   : シェールガス(oil shale)

カテゴリー  : 産業・技術 > 資源・エネルギー


 シェールガス(oil shale)
 堆積(たいせき)岩の頁岩(けつがん=シェール)の中にある天然ガス。従来のガスと区別するため、「非在来型ガス」と呼ぶ。

従来の天然ガス開発は、地層の間に閉じこめられたガス層に垂直にパイプを差し込み「ストローでガスを吸い上げる」方式だ。シェールガスは、垂直に掘った後、ガスを含有する頁岩層に水平にパイプを入れ込み、超高圧(500〜100気圧)の水を注入して割れ目を作りガスを集める。割れ目を維持するため化学剤を用いる。成分は在来型と同じ。国際エネルギー機関(IEA)は、非在来型ガスの埋蔵量を、在来型の5倍に達する921兆立方メートルと分析している。

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 ⇒ 天然ガス

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