Subject   : 廃棄物発電

カテゴリー  : 産業・技術 > 資源・エネルギー


 廃棄物発電
 「廃棄物発電」とは、別名「ごみ発電」と呼ばれ、廃棄物からエネルギーを得る発電方法です。可燃ごみをボイラーで燃焼して得られる高熱・高圧の蒸気でタービンを回す火力発電の一種です。生活インフラを支える上で欠かせない発電と廃棄物処理を同時に解決できる一石二鳥の技術として、かねてから技術開発が進められてきました。

● ガス化溶融炉
 ガス化溶融炉は、その名の通りガス化炉と溶融炉の技術を組み込んだ廃棄物発電法のひとつです。低酸素状態かつ1300度以上の高熱を与えることで、発電効率が16%ほど改善されます。さらに灰や不燃物を追加することで、燃え残りを路盤材などにリサイクルすることも可能です。

● スーパーごみ発電
 スーパーごみ発電方式は、従来の5〜15%程度の発電効率をおよそ25%まで引き上げることができる夢の発電技術として開発が進められています。 これまで廃棄物燃焼で得られる蒸気をそのまま発電に利用していました。スーパーごみ発電ではその蒸気をボイラーでさらに過熱、そして都市ガスを燃料とするガスタービンからの蒸気を合流させて発電用タービンを回します。

 ⇒ 新エネルギー

[メニューへ戻る]  [カテゴリー一覧]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]