Subject : ECL(Emitter Coupled Logic)
カテゴリー : 半導体
ECL(Emitter Coupled Logic)
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バイポーラロジックICの一つ。トランジスタを非飽和領域で動作させるので非常に高速な論理動作が可能であるが,消費電力が大きい。大型コンピュータの論理演算部や高速メモリに使用される。
高速ロジック・デバイス.TTLなどがトランジスタを飽和領域で使うのに対して,ECLは不飽和領域で動作する.ベース領域のキャリア蓄積がないので高速で動作する.
電圧振幅が小さいためノイズ・マージンが少ない,消費電流が多いなどの欠点がある.ECLの出力はエミッタ・フォロワである.
ECLは、バイポーラトランジスタを用いて、論理素子を構成している。同じ論理素子であるTTL(Transistor-Transistor Logic)と比べて、ECLは非常に高速に動作することができる。その反面、非常に多量の電力を消費し、大量の熱を発生する。
ECLは1950年代半ばにIBMによって開発され、同社のメインフレームなどによく搭載されていた。
- ○ CML(Current Mode Logic)
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CMLは出力をコレクタから取り出す。
- ○ TTL(Transistor-Transistor-Logic)
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半導体を用いた論理回路の代表的なもののひとつであり、通常5V単一電源のモノリシック集積回路として作られている。DTLの改良品であり、1970年代にテキサス・インスツルメンツ社(以下 TI, Texas Instruments)の汎用ロジックICファミリ(74シリーズ)により広く普及した。
標準シリーズから、高速版、低消費電力版、高速・低消費電力版などのバリエーションを広げ、初期のマイクロプロセッサの応用の広がりとともにさらに普及した。
しかし、バイポーラトランジスタを使うため、消費電力が大きいことから高集積化・高速化には向かず、CMOSロジックIC技術の発達に伴いロジックの主力の座をCMOSに譲った。
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