Subject : クラムチャウダー(clam chowder)
カテゴリー : 食品・料理
クラムチャウダー(clam chowder)
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クラムチャウダーは二枚貝のクリームスープ。アメリカ東海岸のニューイングランドが発祥地で、ニューイングランド風は白いクリームスープ、マンハッタン風(あるいはニューヨーク風)は赤いトマトスープである。
二枚貝の剥身、タマネギ、ジャガイモなどが必須の素材だが、それ以外はいろいろなレシピが存在する。野菜としてニンジン、セロリ、トマトなどを使うものや、ベーコンを使うレシピもある。
貝は、本場アメリカでは二枚貝としてよく食べられているホンビノスガイ(英語:Quahog)を使用するが、日本ではホンビノスガイは(1990年代になって外来種として東京湾などに定着したものの)東京近郊以外ではあまり流通していないため、ハマグリやアサリなどで代用するのが通例である。
【ニューイングランド風クラムチャウダーの作り方】
貝と小さめの賽の目切りした野菜をバター(ベーコンを使う場合はその油でも可)で軽く炒める。
小麦粉(薄力粉)を加えて、粉っぽさがなくなる程度まで炒める。
牛乳(生クリームならなお良い)でのばして、全体がクリーム状になったら濃度と味を調整して出来上り。
食べる際にパセリや砕いたクラッカーを浮かせることもある。
マンハッタン風クラムチャウダーは、牛乳の代わりにコンソメと水を入れて煮、トマトピューレと刻んだトマトを加えて仕上げる。1890年代には、「コニーアイランド風クラムチャウダー」または「フルトン魚市場風クラムチャウダー」と呼ばれていたもので、「マンハッタン風」と称されるようになったのは20世紀初頭とされる。マンハッタン風クラムチャウダーは、夏は冷製仕立てにしても美味である。
⇒
スープ
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