Subject   : ドライカレー

カテゴリー  : 食品・料理 


 ドライカレー
ドライカレーとは、ルータイプのカレーとは違って半液状ではなく、「ドライ」の(=乾いた)状態であるカレーです。
「ドライカレー」と呼ばれているものは、2種類あります。
一つめは、ミートソースのカレー版といった感じのものです。挽き肉を炒めて煮詰めて、汁気がないカレーをご飯にかけて食べるというスタイルのものです。
もうひとつのドライカレーは、見た目はカレーピラフみたいな感じです。 カレーをご飯にかけるのではなく、ご飯自体にカレーの味をつけます。このタイプのドライカレーは、カレー粉で味をつけたピラフやカレー粉で味付けしたチャーハンもドライカレーと呼んでいます。

ミートソース状のドライカレーは、明治の頃に日本郵船のヨーロッパ航路を運行していた船の日本人コックが考え出したと言われています。
材料は、挽き肉と野菜のみじん切りがメインです。挽き肉は、牛肉・豚肉・鶏肉が100%か、もしくは合挽き肉で、そのセレクトは個人の好みで分かれそうです。一般的には牛肉を使用したものが多いようです。また、野菜は、やはりたまねぎはどんなドライカレーにも使われていて、それは必須アイテムとなっています。それ以外は、にんじんやセロリ、ピーマン、グリンピース、トマトなどから何種類かを入れるというのが一般的のようです。ご飯は白いご飯のほか、サフランライスに合わせることもあるようです。

【 ミートソース状のドライカレーのレシピ】
材料
・挽き肉(牛でも合挽きでも豚でもOK) ※一人分40〜60gぐらいが目安
・ホールトマト缶詰
・たまねぎ
・にんじん
・セロリ
・ピーマン
・にんにく
・カレーフレークまたはカレールー
・コンソメなどの固形スープの素
・油(サラダ油・オリーブオイルなど)
・塩
・胡椒
・香辛料(パプリカ、チリペッパーなど)
・水

作り方
1. 材料の下ごしらえをする。
・たまねぎ・にんじん・セロリ・ピーマンは、みじん切りにします。フードプロセッサーなどがあるなら、それを使うと楽に細かく刻めます。
・にんにくは、包丁でつぶしておきます。
・ホールトマトの缶詰は、ヘタや皮などがあれば取り除いて、少しつぶしておきます。種が気になる人は一緒に取り除きます。
2. 油に香りと旨みを加える。
・油をフライパンに入れて、潰したにんにくとローリエを入れ、ゆっくりと熱しながら、油ににんにくとローリエの香りと旨みを加えます。
3. 挽き肉と野菜を炒める。
・にんにくに色が付き始めたら、取り出して、みじん切りにしたたまねぎ・にんじん・セロリを入れて中火で炒めます。全体に火が通ったら、弱火でじっくりと炒めます。
・野菜が炒まったら、挽き肉とピーマンのみじん切りを入れ、固まりにならないように強火で炒めます。
4. 煮詰める
・3で炒めた野菜と挽き肉に、水とカレーフレーク(または細かくしたカレールー)、固形スープの素、崩したホールトマトの缶詰を入れて、中火以下で煮詰めます。
あくを取りながら、時間をかけて少しずつ煮詰め、汁気がなくなったら、ローリエを取り出して、塩・胡椒で味を調えます。

 ⇒ カレー、カリー

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