Subject   : テアニン(グルタミン酸エチルアミド)

カテゴリー  : 話題のことば > 


 テアニン(グルタミン酸エチルアミド)
テアニンとは、別名グルタミン酸エチルアミドといい、アミノ酸の一種で グルタミン酸の誘導体です。 テアニンは日光に当たると渋味成分のカテキンに変化するため、 日光を当てずに育てられる玉露やかぶせ茶などに多く含まれています。
緑茶や玉露茶などに含まれ、お茶の風味をよくするために食品添加物 として使われています。 カフェインの興奮作用と拮抗する作用があり、 テアニンの効果でカフェインの作用を和らげることができます。 ただし、紅茶には含まれていません。

テアニンは、興奮を抑え、脳のα波を増やす効果があるので、 リラックス効果が高い。そのリラックス効果によって、 イライラによるストレス食いや過食を抑えるため、肥満の予防にも 効果がある。
また、脳内の神経伝達物質である ドーパミンを増やす働きもある。 最近では、そのα波によって、睡眠の質を改善することができる という点にも注目が集まっている。 ただし、テアニン自体には心身をリラックスさせることで穏やかな眠りに誘う作用が期待できますが、お茶には覚醒作用があるカフェインも含まれているため、睡眠前に飲みすぎるとかえって目が覚めてしまうので注意を!

 ⇒ お茶の種類と特徴

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]