Subject   : 地震の震度と被害程度

カテゴリー  : その他  


 地震の震度と被害の程度
地震でよく使われるマグニチュード とは地震の大きさを示す尺度です。 これに対して、震度は地震による各地点の揺れの強さを示して います。 以前は、気象台の職員が体感で震度を判断して発表していましたが、 1996年からは、震度計による計測震度に切り換わっています。

震度階 計測震度(I) コメント
I<0.5 人は揺れを感じない。
0.5≦I<1.5 屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。
1.5≦I<2.5 屋内の人の多くが揺れを感じる。
2.5≦I<3.5 屋内のほとんどの人が揺れを感じ、恐怖感を覚える人もいる。
3.5≦I<4.5 かなりの恐怖感がある。つり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる
5弱 4.5≦I<5.0 つり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。
5強 5.0≦I<5.5 多くの人が行動に支障を感じる。テレビが台から落ちたり、タンスなど重い家具が倒れることがある。
6弱 5.5≦I<6.0 立っていることが困難になる。固定していない重い家具の多くが移動、転倒する。開かなくなるドアが多い。
6強 6.0≦I<6.5 立っていることができず、はわないと動けない。耐震性の低い住宅では倒壊するものが多い。
6.5≦I 人は自分の意志で行動できない。耐震性の高い住宅でも傾いたり、大きく破壊するものがある。

気象庁震度階級関連解説表より

  ⇒ 地震のメカニズム
  ⇒ 大地震に備えて

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