Subject  : 喘息(ぜんそく)の代表的な薬

カテゴリー: 健康・医療情報 


 喘息(ぜんそく)の代表的な薬
薬の種類 効果形状 薬の名前 副作用
気管支拡張剤 気管支を広げ、
タンを出しやすくする薬
水薬 メプチン 胸がドキドキする
手がふるえる
粉薬 テオドール
ホクナリン
胸がドキドキする
手がふるえる
錠剤 テオドール
ブロンコリン
メプチンミニ
胸がドキドキする
手がふるえる
β刺激剤 気管支を広げ、
発作を押える。
スプレー式の定量噴霧器(MDI)
機械式のネブライザー
吸入剤 ベロテック
サルタノール
メプチンエア
心臓への副作用
手がふるえる
去痰剤 タンを出しやすくする 水薬 ムコダイン
ムコソルバン
胃腸障害
過敏症
粉薬 プルスマリンA
ムコダイン
胃腸障害
過敏症
錠剤 ムコソルバン
ビソルボン
胃腸障害
過敏症
ステロイド剤 気管支粘膜の炎症を
抑える
スペーサーを使い
吸入後にうがい
経口
注射
プレドニン
メドロール
全身
骨粗鬆症
吸入 ベコタイド
アルデシン
口内炎
口腔内カンジダ症
抗炎症剤 強い抗炎症作用 吸入 インタール
抗アレルギー剤 アレルギー反応を抑える 水薬 ザジテン
ニポラジン
眠気
過敏症
粉薬 ザジテン
セルテクト
眠気
過敏症
錠剤 ニポラジン
アレギサール
セルテクト
眠気
過敏症
抗ヒスタミン剤 鼻水・咳を止める 水薬 ペリアクチン
ポララミン
眠気
胃腸障害

◆ 薬を使う際の注意点
  • 気管支拡張剤は炎症を治す薬ではありません。気管支粘膜の炎症を治さないと また、発作を繰り返すことになります。
  • いずれの薬も用法・用量を守る必要があります。
  • β2刺激薬の吸入薬は長期間、定期的に使うことで、気道を過敏にするそうです。
  • 心臓への負担が比較的少ないβ2刺激薬でも、過剰に何回も連日使用すれば、やはり心臓への影響があります。
  • 他の薬と併用することで、作用が増強し副作用が出やすくる場合があります。
  • テオドール、スロービッドなどは効き目がゆっくりで、徐々に薬の血中濃度が上がっていきます。本来12時間毎に飲むもので、短時間に続けて飲むと中毒を起す危険があります。中毒症状として、軽いものでは悪心、嘔吐、頭痛、不眠、胃部不快感、不整脈など。
  • 抗アレルギー薬やステロイド剤は発作を止める作用はありません、予防薬です。

 ⇒ 喘息(ぜんそく)

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