Subject  : 心療内科の対象になる病気

カテゴリー: 健康・医療情報 


 心療内科の対象になる病気
精神機能の障害によって現れる心の病気を治療するのは「精神科」ですが、 ストレスが原因の心の病気である鬱病や不安障害など、 症状が体の病気として現れたものや、軽度な場合は心療内科で見てもらえます。 ストレスに関係する体の病気をまとめて心身症と呼んでいます。 (神経症やうつ病とは違う)
心療内科の対象になる病気の主な症状と病気を下に載せます。
 
症状 メモ
食欲がない・眠れない 仮面うつ病
頭痛がする 緊張型頭痛・片頭痛
学校(会社)に行きたくない 不登校・出社拒否
息苦しい 過換気症候群
どきどきする・バスや電車に乗れない パニック障害、心臓神経症
咳が止まらない 気管支ぜんそく、心因性の咳
食べなくても活発 拒食症
食べては吐く 過食症
胸が苦しい ストレス性の高血圧
お腹が痛い 消化性潰瘍
便通に異常がある 過敏性腸症候群
体がだるい・のどが渇く 糖尿病
とにかくだるい 慢性疲労症候群
汗が出る・疲れやすい バセドウ病
顔が片方に向いてしまう 痙性斜頸
イライラや不眠・動悸やめまい 更年期障害
髪の毛が抜ける 円形脱毛症
目が疲れる 眼精疲労、VDT症候群

● パニック障害
激しい動悸、息苦しさ、冷や汗、死んでしまうのではないかという恐怖感などが突然起こる事。(バスや電車に乗れないなどが多く、発作を恐れて広場恐怖になる場合もあります)
● 仮面うつ病
食欲がない、だるい、頭痛・めまい、眠れないなど体の不調ばかりが前面に出て精神面は隠されてしまっている事(働き盛りの40代、50代、定年後の空しさなどから来ると言われています)。治療はうつ病と同じく、坑精神薬を投与する薬物療法が中心となります。

 ⇒ 心身症

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