Subject  : 肝機能障害

カテゴリー: 健康・医療情報 


 肝機能障害
肝機能障害には、大きく分けて2つの種類があります。1つは肝硬変や肝炎のような肝臓の細胞自体の機能障害が引き起こす病気です。もう1つは胆石や癌などによって、肝臓からの胆汁の流れが胆道で阻害されることで起こる病気です。

肝臓には、腸と心臓から血液が直接供給されています。腸からの血液は、腸壁にある細かな毛細血管から門脈に流れこみ、門脈から肝臓に入ります。肝臓内で格子状の細かな血管を通ることによって、腸からの血液に含まれる消化された栄養素や有害物質がすべて処理されます。心臓からの血液は肝動脈を通って肝臓に運ばれます。心臓からの血液は肝臓の組織へ、またコレステロールなどの物質生成に、必要な酸素を供給します。腸や心臓からの血液は肝臓で混ざり、肝静脈を通って心臓に戻ります。

 【症状】
肝臓の病気では、症状の現れ方はさまざまです。特に重要な症状として、
  • 黄疸 (おうだん:皮膚や白眼の部分が黄色く変色する)、
  • 胆汁うっ滞 (胆汁の流れが悪くなったり止まったりする)、
  • 肝腫大(肝臓が腫れて大きくなる)、
  • 門脈圧亢進症(腸から肝臓に流れる静脈内の血圧が異常に高くなる)、
  • 腹水(腹腔内に体液がたまる)、
  • 肝性脳症(血液中に有毒物質が蓄積されて、脳に障害を生じる)、
  • 肝不全
皮膚の変化としては、
  • くも状血管
  • 手のひらが赤くなる(手掌紅斑)
  • 赤ら顔
  • かゆみ
血液の変化 としては、
  • 赤血球数の減少(貧血)
  • 白血球数の減少(白血球減少症)
  • 血小板数の減少(血小板減少症)
  • 出血しやすい(血液凝固障害)
ホルモンの変化 としては、
  • 血液中のインスリン濃度は高いが反応が悪く、血糖値が上昇する
  • 月経の停止や受胎能力の低下(女性)
  • インポテンスや女性化(男性)
心臓と血管の変化 としては、
  • 心拍数の増大と心拍出量の増加
  • 血圧の低下(低血圧)
全身症状としては、
  • 疲労感
  • 脱力感
  • 体重の減少
  • 食欲不振
  • 吐き気
  • 発熱
などがあります。
 ⇒ 消化器系の病気

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]