Subject  : 変形性膝関節症

カテゴリー: 健康・医療情報 


 変形性膝関節症
 ひざ関節の軟骨が擦り減っていく進行性の病気です。動作時にひざに痛みを感じるようになり、症状が進行すると歩行や階段の昇降、立ったり座ったりする動作が困難になってきて、日常生活に支障をきたすようになります。

 【症状と診断】
 膝を動かすと痛む、膝がこわばる、膝が腫れる、膝の音が頻繁に鳴る(ポキポキ、ジャリジャリなど)、膝の曲げ伸ばしが困難になる、歩行が困難になるなど。

 【治療】
 症状が初期のときは、筋力トレーニングやヒアルロン酸注射などの保存療法で膝の痛みを緩和させます。
ひざの痛みを治すには、軟骨の働きを正常化させる必要があります。 そのためには、 グルコサミンが新しい軟骨の形成を促し、 コンドロイチン硫酸が 軟骨分解酵素の働きをコントロールし、 グルコサミンとコンドロイチン硫酸は協力しあって軟骨のダメージ を修復させる必要があります。
サポーター、膝装具などで支えて、時には杖を使って膝をしばらく安静にすることも大切です。慢性的に持続する膝の腫れには大腿四頭筋という太腿の筋肉を強くする運動療法も大切です。内服薬や湿布等でもかなり良くなりますが、炎症を抑える目的の関節注射や、軟骨の滑りを良くする関節注射液などもあります。
中期、末期になってくるとヒアルロン酸注射が効かなくなり、人工関節手術を検討していくことになります。
 ⇒ ひざの痛み

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