イーサネット(Ethernet)

イーサネット(Ethernet)が、ゼロックス社、DEC社、インテル社の3社が 共同で開発、製品化したデータ転送のための媒体仕様やプロトコルです。
OSI参照モデル に照らし合わせてみると、データリンク層と物理層を 包括する形で機能していて、汎用性がなかったため､1980年、 LANの標準化を目的として米国に設置されたIEEE802委員会が、 OSI参照モデルに取り込んだIEEE802.3標準LANを規定しました。 LANのプロトコルを、データリンク層においての論理リンク制御や 媒体アクセス制御、物理層においては、実際のネットワーク接続方法や 物理的な装置などを、それぞれプロトコルとして規定しました。 現在では、このIEEE802.3標準LANプロトコルの総称として、 イーサネット(Ethernet)と呼ばれるようになっています。

IPプロトコル とLANプロトコルは、機能する層が異なることから、 組み合わせて利用できるようになっている。つまり、ある部分では 有線LANプロトコルを、ある部分では広域LANプロトコルを、 またある部分では無線LANプロトコルを利用した場合でも、 IPプロトコルはそれに干渉されることなく機能できます。

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