Subject : ターメリック
カテゴリー : 食品・料理
ターメリック
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ターメリックは黄色の着色性とわずかな土臭い芳香が特徴のスパイスです。
ターメリックは、熱帯アジア原産のショウガ科の多年草です。
根茎を根分けして栽培します。
インドでは紀元前10世紀頃から栽培されていたようです。
現在はインド、中国、台湾、東南アジア、西インド諸島などで生産されています。
スパイスとして使用されるのは根茎の部分です。
この根茎を乾燥粉末にしたものを使用します。
ターメリックは、日本で「うこん」と呼ばれている植物の一種です。
「うこん」には「秋うこん」「春うこん」「紫うこん(ガジュツ)」など
いくつかの種類があり、「ターメリック」とは「秋うこん」のことを指します。
これらはいずれもショウガ科ですが、全て別種の植物です。
春うこんはスパイスとしてはあまり使われず、
主に漢方薬や健康食品として用いられています。
ターメリックは料理を鮮やかな黄色に染めるために使われます。
同じ黄色系着色性スパイスのサフランの代用品としても使われることがありますが、風味は異なります。
もっとも代表的な料理はカレーです。
カレー粉の原材料で成分のクルクミンが黄色の
色のもとです。
カレー粉には必ず使用されています。
インドでは米をターメリックとともに炊いた、ターメリックライスがあります。
臭みを消す効果があるので、魚貝のカレーなどを作るときには、下ごしらえ時に魚貝にターメリックをまぶすとよいようです。
日本ではたくあんの着色に用いられています。
また、最近は健康食品としても人気があります。
薬用としては肝機能強化、利胆、鎮痛、止血などの効果があると言われています。
⇒
香辛料
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