Subject   : うりの仲間

カテゴリー  : 食品・料理 


 うりの仲間
うりは、「古事記」「万葉集」にも出てくる。日本でも馴染み深い野菜。低カロリーで注目を浴びている野菜です。
植物分類 ウリ科 ウリ属
品種 白うり|にがうり(ゴーヤ)|冬瓜|桂うり|ハグラウリ|マクワウリ|ユウガオ|ヘチマ
栄養価 うり科の中でもビタミンCの含有量が非常に多くきゅうりの10倍、冬瓜では3倍の含有量です。 カロチンやビタミンB1なども含まれています
効能 抗酸化作用

 西アジアから北アフリカにかけてを原産地とし、この地方で果実を食用にする果菜類として栽培化され、かなり早くにユーラシア大陸全域に伝播した。日本列島にも貝塚から種子が発掘されています。
 日本では古来「ウリ(フリとも)」の名で親しまれてきた。また、中国では「瓜」の漢字があてられた。近代以降、ヨーロッパや西アジアの品種群が伝えられると、生物の種としては同じものであったが、日本の在来品種より芳香や甘みが強いことが注目されて西欧諸語起源のメロンの名で呼ばれるようになった。このため今日の日本では、C. meloの栽培品種は、ヨーロッパ系の品種群をメロン、それ以外の特に東アジア、あるいは中国西域ぐらいまでの範囲で伝統的に栽培されている品種群をウリと呼ぶのが慣例となっている。

 日本では生で甘みや清涼感を味わうマクワウリなどの品種群の他に、キュウリやシロウリのように熟しても甘みに乏しく、未熟なうちに漬物にする品種群も発達した。もちろん生食用品種や西方品種群の甘みと芳香の強いメロンであっても、甘みの出ていない未熟な果実は日本風の漬物に適しており、日本の主要なメロン産地では、良質で商品価値の高い果実を育てるために摘果した余剰の未熟果実が、漬物用として大量に自家消費、あるいは地場消費されている。青瓜・新うりのことを、カリモリと呼ぶ。

新疆ウイグル自治区のオアシス地帯で古来栽培されてきた品種、ハミウリがよく知られている。
 ⇒ メロン
 ⇒ 野菜類

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