メロン（melon(英) melon(仏) Merone(独) melone(伊) ）

植物分類	ウリ科 キュウリ属
品種	アンデスメロン｜ホームランメロン｜ハネデューメロン｜プリンスメロン｜ハミウリ｜クインシーメロン｜夕張メロン
栄養価	β-カロテン、ビタミンB1、B2、ペクチン、カリウム
効能	利尿効果、高血圧を予防、整腸作用

北アフリカや近東地方の原産であり、通常Cucumis melo L.の西方に伝わった品種群をメロンと呼び、東方に伝わった品種群を瓜（ウリ）と呼ぶ。

日本語の野菜と果物の区別は本来草本か木本かによるため、草本に実るメロンは野菜（果菜）に分類されるが、強い甘味を持つため果物としての食べられ方をしている。英語の vegetable と fruit の区分は日本語とは異なるので、野菜であってなおかつフルーツでもある。なお、今日の日本語の生活感覚ではむしろ、果物は英語のフルーツに対応した語に変貌しているので、果物として扱われることが多くなっている。

果実は多くの場合球形で、中心部に多数の種を含む。表面は白、緑色、黄色などで、滑らかなものと、網目状に凹凸があるものとがある。マスクメロンの網目状の凹凸は果実が成長する時に皮は硬いのに大きくなろうとするために、ひび割れて生じる。果肉はオレンジ色のものと緑色のものがある。夕張メロンは前者の代表的なもので、アンデスメロン、プリンスメロン、マスクメロンなどは後者にあたる。 元来、オレンジ色のものは緑色のものに比べ味や香りが悪く、低級品とされていた。しかし、夕張メロンは品種改良と栽培農家の苦労、ブランド戦略で高級メロンとして認識されるようになった。一般に、果肉はビタミンAを豊富に含む。日本では比較的高級な果物である。

主な品種はアンデスメロン、プリンスメロン 、マスクメロン 、ホームランメロン、クレオパトラメロン、 アールスメロン、ＩＫメロン、北光メロン、ルピアレッドメロン 主要な産地、夕張 (北海道) - 夕張メロン 、三笠他 (北海道) - 三笠メロン 、雷電 (北海道) - らいでんメロン 、穂別 (北海道) - 穂別メロン 富良野他 (北海道) - ふらのメロン 、静岡 - 静岡クラウンメロン 、渥美 (愛知) - 渥美メロン 、南張 (三重) - 南張メロン etc...

食べ頃の見分け方 常温（20度〜25度）で保管し、果皮がやや黄色になって香りが強くなったら一番の食べ頃です。食べる前に３〜５時間、冷蔵庫（５度〜８度）で冷やすとおいしく召し上がれます。冷やす時にラップに包むと、冷蔵庫内で水分が抜けず、みずみずしさを保てます。
表面にハリがありものがいい！メロンのお尻の部分からいい香りがすれば食べごろ！

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