Subject   : ギャバ(ガンマアミノ酪酸)

カテゴリー  : 話題のことば > アミノ酸


 ギャバ(GABA)
ギャバはアミノ酸の一種です。正式名称のγ-アミノ洛酸 (Gamma-Amino Butyric Acid)を略して ギャバと言われています。

哺乳動物類の脳や脊髄に存在しています。
ギャバは主に人間の脳内に微量に存在する抑制性の 神経伝達物物質 です。 ノルアドレナリンドーパミンセロトニンなどは、それぞれの 持つ役割を神経細胞の興奮を高める事で伝える、興奮性の神経物質である一方、 ギャバはその刺激が伝わらないように 神経細胞の興奮を抑える、抑制性の神経伝達物質です。
今では、精神安定剤などの不安を抑えてくれる薬の多くに、この ギャバの働きを強める成分が使われています。 バルビツール、ベンゾジアゼピン、アルコールによって作用が高まります。 不足すると、不安、不眠、てんかん発作が起こりやすくなります。 恐怖症、強迫神経症、不安神経症と関連しています。 抗不安薬、睡眠薬、抗てんかん薬は、ガンマアミノ酪酸の働きを強める。

脳の血流を活発にし脳細胞の代謝機能を促進します(アルツハイマー予防、改善)
血圧や中性脂肪を抑えたり、肝臓や腎臓の機能を高めるなどの働きがあると 言われています。
ギャバは、発芽玄米に多く含まれているが、ただの玄米では含まれて いないため、ギャバを摂取したい場合は発芽玄米や味噌などを摂る 必要があります。
テンペは、インドネシアの伝統的な大豆発酵食品で、発芽玄米の20倍のギャバを含んでいる

◆ ギャバの効果があると思われるもの
動脈硬化 / 更年期障害 / 精神安定 / 高血圧 / 肝機能 / 肥満 / 不眠症 / 痴呆症
◆ ギャバが含まれる食品例
発芽玄米 / 醤油 / 玄米 / 味噌 / テンペ

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