グリシニン

大豆に含まれる良質のたんぱく質で、コレステロール吸収抑制作用をもつ特定保健用食品の材料としても利用されています。
大豆のタンパク質の５０％近くをしめる成分。質も良く、低カロリー、低コレステロールのタンパク質源として注目されています。コレステロールの排泄を促進し血中濃度を下げるといわれています。肉や加工食品を多く食べる人などにいいと言われています。
コレステロールの体外への排泄（せつ）を促進して血中コレステロール値を 下げるばかりでなく、血液中の中性脂肪値も下げて 高脂血症を防ぎます。 また、インスリンの血中濃度を下げることが わかっています。
また、大豆たんぱく質には動物性たんぱく質には多く含まれているコレステロールが含まれていないという利点もあります。
グリシニンを多く含む食品大豆に多く含まれていますが、近年では、大豆油をとったあとの脱脂大豆を原料にした様々な健康食品も販売されています。特定保健用食品に認定されているものもありますので、大豆嫌いのかたはそういった食品からグリシニンを摂取するようにしましょう。

◆　グリシニンの効果があると思われるもの

高脂血症

◆　グリシニンが含まれる食品例

大豆

　⇒　タンパク質の機能と変性