Subject   : レチナール

カテゴリー  : 話題のことば > ビタミン


 レチナール
レチナールはビタミンAから合成されます。そのため、ビタミンAが不足すると、レチナールが不足し、夜盲症になります。

 目の中の網膜上には、感光分子の「ロドプシン」と「レチナール」が結合した分子があります。そして、目から光が入ってくると、その光を吸収し、ロドプシンの形が変化し、レチナールが取れて、それが信号となって「見える」と感じます。

 ブルーベリーが目に良いと言われるのは、ブルーベリーの色素であるアントシアニンが、ロドプシンとレチナールが再び結合するのを助ける働きをするからだそうです。

レチナールは光のエネルギーを吸収しますが、レチナールの形を少しかえた分子が、ステルス戦闘機の機体に塗られているそうです。  レーダーは目に見えない波長の光を放射し、はね返ってきた光を検出することで相手の存在を探知します。この分子はレーダーの光を吸収してしまうため、その結果、ステルスはどんなレーダーにもひっかからないそうです。
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