種類 |
メモ |
アルカロイド |
免疫システムの強化・ピーナツ |
アントシアニン |
ポリフェノールで、通事青い花の色を持っている色素。サツマイモ、ブルーベリー、ブドウ。水に溶かすと酸性では赤色、中性で紫、アルカリで青色を示す。抗酸化物質。視力の回復に役立つ。落花生には同様の働きをする成分が含まれる。 |
アントシアニジン |
プロアンソシアニジン |
イソフラボン系 |
女性ホルモンのように働き乳ガンや更年期障害、骨粗鬆症を防ぐ。更年期の自律神経失調症の予防 |
インドール |
アブラナ科植物、抗ガン効果。免疫系を賦活し、体内に侵入した異物を除去する。ファイトエストロゲンの働きをし、女性ホルモンのエストロゲンの過剰な働きを抑える。乳ガンの発生を抑制する。 |
イソチオシアネート |
発ガン物質を活性化する酵素を阻害し、解毒作用によって発ガン性を抑える。 |
エストロン |
女性ホルモンのエストロゲンのような働きをする。ザクロや大豆に含まれる。更年期障害や骨粗鬆症に有効。ゲニスチンも同類 |
エラグ酸 |
石炭酸の一種、イチゴやラズベリーに存在する |
カロチノイド群 |
600種以上・人参、カボチャ、トマト、豆(大豆・緑豆等)、サツマイモなど。心臓病、脳卒中、肺ガン、乳ガン、子宮癌、直腸癌、前立腺ガン等のガン抑制効果。コレステロール値の低下、免疫力向上 |
カテキン |
フラバノールに分類される。カテキン、エピカテキン、ガロカテキン、エピガロカテキン、没食子酸エピカテキン、没食子酸エピガロカテキンがある。お茶、リンゴやチェリー、梨・抗酸化作用 |
カンサキサンチン |
カロチノイド系:βカロチンと同様に光線過敏性疾患に有効。遺伝性疾患の赤血球産生性プロトポルフィリン症に有効 |
ギャバ |
γアミノ酪酸・脳神経伝達物質、米胚芽に含有 |
ギンコノイド |
銀杏の抗酸化物質 |
クマリン |
全粒穀類、胚芽、パセリ、人参、ブロッコリー。コレステロール値の低下作用、坑血栓作用、抗ガン作用 |
クマリン誘導体 |
|
クリピトキサンチン |
細胞の突然変異を抑制する働きをする。坑突然変異特性・ピーナツ |
グルコシド |
サポニン類、腫瘍細胞の増殖抑制:緑豆、ピーナツ |
グルコレート |
発ガン物質と毒素を取り除く/野菜果物・豆穀類及び人間の体内に存在する。 |
ゲニステイン |
イソフラボン系:大豆、緑豆イソフラボンの仲間でガン細胞の増殖を抑える。細胞がガン化して増殖するときはチロシンキナーゼの酵素が活発に働くが、ゲニステインがチロシンキナーゼの働きを抑制してガン細胞の増殖を抑える。ピーナツ、大麦にも含まれる。 |
ケルセチン |
赤ブドウの種・野菜・LDL抑制・細胞毒性の低減。大豆、緑豆にも含有。玉葱及び玉葱の皮。抗酸化物質でフリーラジカルの毒性を中和して、動脈硬化による心臓病や脳血管障害、癌の予防に役立つ。 |
ケンフェロール |
血管強化・抗炎症・血圧上昇抑制・抗酸化・抗アレルギー作用 |
ゴマリグナン |
胡麻のファイトケミカル |
サポニン |
脂質の代謝を促進し、身体に吸収されたブドウ糖が脂質になって、脂肪細胞に蓄えられるのを防ぐ。コレステロール値を低下させ、中性脂肪を安定化させる。高脂血症の改善に役立つ。腫瘍細胞の増殖を抑制し、脂肪の摂りすぎによる肝臓障害を防ぐ。大豆・緑豆等の豆類やインゲン豆、ひよこ豆、レンズ豆、ニンニク、玉葱に含有する |
サンフェノン |
お茶のポリフェノールの一種でカテキン類、虫歯や歯周病に有効 |
シリマリン |
肝疾患効果 |
植物ステロール |
全粒穀物・胚芽 |
植物ステロイド |
リンパ球の生産増加、免疫強化、ガン細胞抑制効果 |
スコパドゥルシン |
抗ガン特性、坑ウィルス性:ピーナツ |
スルフォラファン |
アブラナ科の野菜に含有する。発ガン物質を体外に排出する。ブロッコリーにはピロリ菌を駆除するスルフォラファンが含まれる。 |
石炭酸(フェノリック・アシド/フェノール) |
多くの果物に含有。エラグ酸は化学物質の発ガン性のダメージを緩和する。イチゴ、ラズベリー等に見られる。全粒穀物・胚芽部分 |
セサミノール |
過酸化脂質を抑制し、細胞の老化を防止する。坑ガン効果の発揮。胡麻油、米胚芽油 |
ゼアキサンチン |
カロチノイド群・抗酸化物質でガン細胞の生成を抑制する。網膜の変性を防ぐ。目の老化、視力の低下、白内障に効果。網膜の黄斑にのみ存在する。ホウレンソウ、トウモロコシ、オクラ、ケール、キャベツ、ビートなどに含まれる。抗ガン特性・ガン予防特性。ゼアキサンチンの進化した形が大豆や緑豆に含まれる。 |
ダイゼイン |
大豆・緑豆。落花生にも含まれる |
ダイジン |
大豆・緑豆 |
ダイエタリーファイバー |
大腸の機能を円滑にし、便秘の解消、大腸ガン、静脈瘤,痔の予防効果。蟹やエビの甲羅、海草、キャベツ、ピーマン、リンゴ、カボチャなど |
タンニン |
多糖類やタンパク質と結合している複雑な構造のポリフェノール、渋みの強調 |
チオール群 |
ネギ属・ニンニク・ネギ・玉葱・アサツキ・スカアリオンなど:硫酸アリル |
テルペン群 |
主にリモネンなど・柑橘類の果皮の中に存在。肺の細胞を守り、腫瘍の成長抑制・発ガン物質の活動抑制。コレステロールの除去や血栓を溶かし、動脈硬化を改善する。サクランボ、レモン、柑橘類 |
ナリンギン |
フラボノイド系:ナリンゲニンというフラボノイドが糖と結合した配糖体。柑橘類に豊富、ユズやミカン、グレープフルーツなど。配糖体は肥満のもととなる脂肪細胞を抑制する。糖尿病の改善。ナリンギンが肝臓の酵素の一部に働きかけ、高血圧のカルシウム拮抗薬や睡眠薬の一部と相互作用を起こし、増強する。 |
ノルトリペルペン |
サポニン類、腫瘍細胞の増殖抑制・緑豆、ピーナツ |
ピクノジェノール |
ブドウの種・抗酸化物質 |
フラボン系 |
アビゲニンやルテオリン。柑橘類、ブドウ、大豆・緑豆の一部 |
フラボノール系 |
ケルセチン、ケンフェロール、ミリセリンなど。玉葱、ほうれん草、ケール、パセリ、リンゴ、大豆・緑豆 |
フラバノン |
ヘスペジリン、ナリンゲニン。オレンジ、レモンなどの柑橘類。 |
フェノール酸 |
発ガン物質を活性化する酵素を阻害し、解毒効果を高める。ナッツ類、柑橘類、人参、ブロッコリー、全粒粉、豆穀類胚芽 |
ファイテート |
細胞の老化を予防する。活性酸素の生成を抑制する。全粒粉、大豆、緑豆、シリアル |
フォスファチジルコリン |
グリセロールを含むグリセロリン脂質の一種で、脂肪燃焼・溶解の働きに優れている。 |
プファフォシド |
サポニン類、腫瘍細胞の増殖抑制、血中血糖レベルの調整 |
ヘスペリジン |
フラボノイド系:柑橘類に豊富、ユズやミカンなど。配糖体は肥満のもととなる脂肪細胞を抑制する。糖尿病の改善 |
ポリアセチレン |
タバコの煙の有害物質、ベンツピレンなどから守る。パセリ、人参、セロリ |
ミリスチン |
赤ブドウの種・野菜・腫瘍形成阻害・大豆には含まれない |
メイタンシノイド |
抗腫瘍・坑白血病 |
メイタイン |
坑皮膚癌特性 |
メイタンシン |
子宮癌、リンパ腫抑制効果 |
モノテルペン |
坑酸化作用を発揮し、体内でのコレステロールの生成を抑制する。キャベツ、パセリ、人参、トマト、なす |
ラノステロール |
抗ガン特性・ガン予防特性 |
リグナン |
セサミン、セサモリン、セサミノール、セサモール。アマの種子、ゴマ、無精白の穀類。米胚芽、米胚芽油に含まれる。抗酸化作用・抗ガン作用。ガンが成長するための新生血管の形成を抑制する。大腸ガンや乳ガンになるリスクを軽減する。肝臓で威力を発揮する。善玉コレステロールを増やす。ファイトエストロゲンの働きをする。 |
硫化アリル |
アリルプロピルジスルフィドヤジアルスルフィドなど。アリシン。ニンニクやネギ類。有機硫黄成分:コレステロール値低下や血栓減少、殺菌作用.NK細胞を活性化させる。硫化アリルは水溶性のため玉葱などを水にさらすと流出する。 |
ルチン |
カロチノイド群・毛細血管壁が脆くなるのを防ぐ。高血圧を防いだり、血中コレステロールを低下させる。抗酸化作用の他、心臓病の予防、抗菌・坑ウィルス作用を発揮する。ルチンは水に溶けやすい。白内障に効果。目の網膜の変性を防ぐ。網膜の全体に分布する。トウモロコシ、カボチャ、卵黄、ホウレンソウ、ケール、キャベツ、ビートなどに含まれる。ルチンの進化した形が大豆や緑豆に含まれる |
レズベラトロール |
ラズベリー・落花生に含まれる。一種の抗菌物質で化学的にはファイトアレシキンと呼ばれる。癌のアポトーシスを促進させる。 |