カテゴリー : 健康・医療情報
その他の代表的な成人病としては
臓器の機能が衰える
成人病の原因は、
ガン細胞が発生しても、普通の人は、「免疫機能」の働きにより、簡単には
癌(がん)にならずにいます。
成人病の原因 や喫煙・薬物の長期服用・老化等により
免疫が低下していると発生したガン細胞が増殖してしまいます。
1個発生したガン細胞は、10年以上(細胞分裂回数30回)かかって増殖して
早期発見が可能となる10億個(1g)となり、その後数年で1兆個(1kg)となり、
ガンの末期となります。
がんにはいろいろな種類があります。
がんに関する詳しい情報は、
国立ガンセンター
が参考になります。
ガンにならない12ヶ条(国立ガンセンター)
心臓病と脳卒中は動脈硬化が原因で起こります。 動脈硬化は、血管の内側の壁に脂肪などが 沈着し、血管の内側が狭くなることです。 一般の人にも動脈硬化はおこり、おおよそ60歳 で約50% 血管の内側が狭くなっています。
動脈硬化の進行を加速させる原因は、食生活・高血圧・肥満・糖尿病・喫煙・ストレス・ 運動不足等。 動脈硬化を遅らせるのは、規則正しい生活、粗食、のんびりとした生活環境等が 一番です。
脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血をあわせて脳卒中と呼びます。
脳梗塞 : 脳動脈がつまり(閉塞し)脳の一部が死んでしまう病気。
動脈硬化によっておこる場合(脳血栓症)が多いが、 心臓などから
血の塊が流れてきて脳動脈をつまらせる場合(脳塞栓症)もある。
脳出血 : 高血圧などのため脳動脈が障害を受け、出血する病気。
クモ膜下出血: 高血圧などのため脳表面の動脈が瘤のようにふくれ破れて出血する。
肝臓の機能に障害が現れる疾病を肝炎といいます。 肝炎が慢性化すると、肝臓が萎縮して 変形して肝硬変になります。さらに肝ガンに進む確立が高くなります。
肝硬変の原因は、 1.ウイルス性肝炎 2.アルコール性肝炎 3.糖尿病 4.栄養障害 ・・・ などです。 他にも、薬剤性肝炎 ( 薬の服用によるアレルギー反応等による肝炎)もある そうです。
糖尿病をご覧ください。
糖尿病は膵のインスリン産生細胞(β細胞)のインスリン分泌不全ないしインスリンの 標的細胞での作用不全の結果生じる糖、タンパク、脂質の代謝異常をいう。本症は複数の 遺伝子異常に起因するが、感染、肥満、運動不足などの環境因子が加わって発症し、 共通して多飲、多尿、体重減少などの特徴ある症状を呈するに至る。わが国での 患者総数は年々増加の傾向にあり、1990年代では数百万を数え、40歳以上の成人の 5〜10%を占める。臨床上、病型はインスリン依存性糖尿病(IDDM)、インスリン 非依存性糖尿病(NIDDM)およびその他に大別される。
血液や関節液中に尿酸が増加(結晶化)し、それが関節、皮下、腎臓などに沈着して
炎症をおこします。特に、尿酸塩が関節腔内に析出すると、風が吹いても非常に痛いため、
この名前がついています。
足の指の付け根が赤く腫れ、熱がでます。
しばらくすると痛みが無くなりますが、これは、回復したのではなく、また、症状が現れ、
これを繰り返してだんだんと足首やひざのほうに痛みが広がっていきます。最後には、
関節が膨れ、関節が曲がらなくなります。
高尿酸血症の人、栄養の過剰摂取(美食)、酒をたくさんの飲む人、肥満の人に多く
見られます。
高血圧とは、WHOにより、最高血圧が160mmHg以上、最低血圧が95mmHg以上の
条件を両方あるいは片方に該当する場合をいいます。
原因は、塩分のとりすぎ、ストレス、喫煙、過労、運動不足などが指摘されています。
高血圧の恐ろしいのは、血管に障害をおこし、血圧を薬品で下げるために抹消血管まで
血液が十分に循環しないため合併症が心配されます。
1.脳卒中(脳動脈硬化)
2.心筋梗塞(冠状動脈硬化と心筋肥大)
3.腎硬化症(細動脈硬化と腎機能の低下)
4.視力障害(眼底動脈硬化)
5.四肢の末端などでの細動脈硬化
治療は、食事療法と適度な運動、血圧降下剤の使用等、血圧の上昇を押さえる対症療法だけ
であり、定期的に観察しながらの末永いお付き合いが必要となり、最近では長期間の血圧
降下剤の服用による副作用が心配されています。