Subject   : BUN(尿素窒素)

カテゴリー  : 学術情報 > 生化学


 BUN(尿素窒素)
尿素窒素の検査は、腎臓の機能を知る最も代表的なもののひとつです。 エネルギーとして使われた蛋白の燃えカスは、肝臓で尿素窒素に合成されて腎臓でろ過されて、尿中に排泄されます。 基準外のときは、尿蛋白、クレアチニンなどの検査も併せて受ける必要があります。

腎臓の排泄機能が悪化していると高値になり、腎障害が疑われます。 また、合成が過多による高値の場合は腎臓以外の消化器などの障害、合成過少で低値の場合は肝障害などのおそれがあります。

◆ BUN:尿素窒素検査で疑われる疾患
【高値】発熱、腎不全、脱水症、感染症 糖尿病、消化器系出血、高蛋白食
【低値】肝不全、妊娠

 ⇒ 腎臓

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