Subject   : インターネットのつながり

カテゴリー  : インターネット・通信 


 インターネットのつながり
一般的に、パソコンのユーザーは、インターネットプロバイダに電話線(とモデム) というOSI参照モデルの物理層を使って インターネットに接続します。 このとき,データリンク層として、PPPが使われます。 PPPと電話線を経由して、ユーザーのコンピュータとインターネットプロバイダの ルータがつながります。
プロバイダのルータは、別のプロバイダのルータとつながっています。 プロバイダ同士が直接つながっている場合もありますし、 インターネットエクスチェンジ(IX) と呼ばれるプロバイダ同士をつなぐルータが あって、ここにつながっている場合もあります。
インターネットエクスチェンジも、日本にはいくつかあって, NSPIXP1/2/3,JPIXなどが有名です。 プロバイダ同士は、通常、複数の経路でつながっています。 もし別のプロバイダやインターネットエクスチェンジと1本の回線でしか つながっていないと、その回線に障害が起きて通信ができなくなり、 そのプロバイダのユーザーがインターネットと通信できなくなってしまうからです。 そのため、複数の回線を経由して、複数のプロバイダと相互に接続して、 耐故障性を高めています。 プロバイダ同士やインターネットエクスチェンジをつなぐ方法には様々な ものがあります。 NTTなど通信業者の ATMネットワークサービスなどを使ってつなぐ方法とか、 光ファイバネットワークを使ってつなぐ方法などです。
会社や学校などではLAN経由でインターネットにつながっている場合が多いです。 ユーザーがプロバイダと接続する方法も、いろいろな選択肢が 提供されています。
  • 従来のアナログ回線とモデム
  • ISDN回線とターミナルアダプタ(TA)を使ってつなぐ方法
  • アナログ回線とADSLモデムを使う方法 (PPPoE)
  • ケーブルテレビの同軸ケーブルとケーブルモデムを使う方法(CATVインターネット)
  • 人工衛星を使う方法(衛星インターネット)
  • 無線LANを使う方法(無線インターネット)
最近はFTTH(Fiber To The Home)などの光回線が 一般の家庭にも入ってきています。

   ⇒ インターネットのしくみ

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