Subject : 癌予防の可能性のある食品群
カテゴリー: 役立つ情報 / 健康・医療情報
癌予防の可能性のある食品群
アメリカ国立癌研究所(NCI)を中心とした「デザイナーフーズプログラム」 の中で、動物実験により癌予防に寄与する効力のランキングとして、下表の食 品があげられた。1群が最も可能性の高い食品。以下、2群、3群の順。
群
メモ
1群
ガーリック(ニンニク)、キャベツ、カンゾウ、ダイズ、ショウガ、
セリ科植物(ニンジン、セロリ、パースニップ)
2群
タマネギ、お茶、ターメリック、全粒小麦、アマ、玄米、
かんきつ類(オレンジ、レモン、グレープフルーツ)
ナス科(トマト、ナス、ピーマン)
アブラナ科(ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ)
3群
マスクメロン、バジル、タラゴン、カラス麦、ハッカ、オレガノ、 キュウリ、タイム、アサツキ、ローズマリー、セージ、ジャガイモ、 大麦、ベリー
名古屋大学の大澤先生が提唱する、カラダを癌から守ってくれる12食品群 です。それぞれ異なる性質を持ちさまざまな予防成分をふくんでいますので、ひとつのブロック内の食材をたくさん食べるのでなく、多くのブロックから選ぶように1日の食事に、12ブロックの食品を満遍なく食べるように心がけましょう。
○ ユリ科
発癌物質を抑制するイオウ化合物 :
硫化アリル
、
S-アリル-システイン
、ジアリルスルフィド、アリメチルスルフィド
玉葱 ニンニク あさつき にら らっきょう ねぎ グリーンアスパラガス わけぎ ニンニクの茎
○ トマト科
癌の増殖ストップ:
アルカロイド
、
カロテノイド
トマト なす ピーマン じゃがいも しし唐辛子 唐辛子
○ セリ科
活性酸素除去:
カロテノイド
、 解毒作用のテルペン
にんじん セロリ せり パセリ 三つ葉
○ アブラナ科
発癌物質の無毒化:イソチオシアナート
キャベツ ブロッコリー カリフラワー 芽キャベツ 大根 かぶ わさび 青梗菜 ラディッシュ 小松菜 クレソン 貝割れ菜 白菜
○ ウリ科
癌&動脈硬化予防:
ポリフェノール
きゅうり メロン かぼちゃ にがうり(ゴーヤー) 冬瓜
○ キク科
発癌物質を排出:食物繊維
ごぼう 春菊 ふき レタス サラダ菜 ふきのとう サネーレタス
○ マメ科
乳癌、子宮癌予防:
イソフラボン
、
フラボノイド
そら豆 大豆 グリーンピース さやえんどう 、もやし さやいんげん 加工品:枝豆 豆腐 納豆 厚揚げ 油揚げ きな粉
○ 香辛料
発癌物質の活性化:テルペン、ポリフェノール
生姜 青じその葉 バジル セージ ローリエ オレガノ ミント ゴマ みょうが ターメリック
○ 柑橘、べりー類
癌細胞への抵抗力:ビタミンC、フラボノイド
レモン オレンジ グレープフルーツ すだち かぼす ライム みかん ブルーベリー イチゴ
○ 海草類
甲状腺癌、乳癌予防:ヨウ素、フェノール
わかめ 昆布 とろろ昆布 ひじき もずく のり
○ きのこ類
癌細胞発生阻止:
ベータグルカン
しいたけ しめじ まいたけ きくらげ えのきだけ マッシュルーム エリンギ なめたけ 松茸
○ 穀類
活性酵素の解毒酵素活性化:セレン
玄米 雑穀 発芽玄米 全粒小麦 大麦 とうもろこし
⇒
免疫機能を強化・調整する食品
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