Subject : フラボノイド(flavonoids)
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フラボノイド(flavonoids)
フラボノイドは、植物に広く含まれる色素成分の総称で、主に野菜や 果物などから多くのものが発見されており、その数は4000種類以上も あるそうです。
種類
色
メモ
アントシアニン
赤紫色
ブルーベリー、ぶどう、ナスの皮、,赤じそ、紫芋、あずき
ケルセチン
黄色〜褐色
玉ねぎ、ブロッコリー
ルチン
黄褐色
そば、アスパラガス
エリオシトリン
黄色
レモン、ライム
ルテリオン
シソ、春菊、セロリ、ピーマン
カテキン
褐色
緑茶、紅茶、ウーロン茶、カカオ
イソフラボン
大豆類
カルコン
黄色
明日葉
ビタミンPと呼ばれるヘスペリジンやルチンもフラボノイドの一種です。 フラボノイドを水酸化したものを
フラボノール
とよび、いわゆる
ポリフェノール
として一般に知られています。
フラボノイドは、大きく分けてフラボノール類、イソフラボン類、 カテキン類などがに分けられます。 イチョウ葉エキスやブロポリスには30種類以上ものフラボノイドが含まれているそうです。
フラボノイドは日常の生活で頻繁に摂取される物質ですが、体にはわずかしか吸収されません。 ただし、フラボノイドはごく少量でも効果を発揮し、強力な抗酸化物質であるため発癌物質の活性化を抑制する効果や血行促進作用や抗血栓作用、抗ウイルス作用などがあると言われています。
フラボノイドは毛細血管や細胞の健康を守ります。これらの働きは、痴呆や脳血管障害だけでなく、記憶力や集中力、思考力の低下、目や耳の衰えなどといった加齢に伴う症状にも有効であるとされています。
◆ フラボノイドの効果があると思われるもの
動脈硬化 / ストレス / 抗酸化作用 / 高血圧 / 血行促進 / 血管強化 / ガン(癌) / 花粉症
◆ フラボノイドが含まれる食品例
緑茶/アメリカンチェリー/レモン/菊/みかん/アシタバ / グレープフルーツ / ローズヒップ
⇒
フラボノイドの特徴
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