Subject  : 調味料

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 調味料
料理の味を調える調味料には、様々な種類があります。

日本では家庭料理において調味料を使うタイミングとして、調味料の「さしすせそ」というものがよくいわれることがあり、これは素材に味が染み込ませるのに好適な順序としてあげられるもので、「砂糖」「塩(食塩)」「酢」「せうゆ(しょうゆ)」「みそ」の順です。それらを使うときの順序を覚えるための語呂合わせですが、下味付けの酒も初めに入れる事が多いので、さを酒/砂糖とする場合もある。また、一部ではそをソースやソーダ(グルタミン酸ソーダ・味の素などのうま味調味料類)とする場合もあります。

まず甘味はなかなか浸透しにくいので、砂糖を入れるのは早い方がよい。特に塩や醤油を先に入れてしまうと食材に甘味が付きにくくなる。 塩(塩水)は浸透圧が高く食材から水分を呼び出すため、煮汁の味を決める初期に入れる。 酢は早く入れ過ぎると酸味がとんでしまうので、調理進行を見計らって入れる。 醤油、味噌(またはソース、ソーダ)は風味を楽しむものなので、仕上がりに入れる事が望ましい。 なお酒を入れる場合は砂糖よりも早く最初に入れ、みりんは味噌より遅く最後に入れる。

■ 調味料の種類

種類 コメント
砂糖 黒砂糖、三温糖
食塩 岩塩
バルサミコ、米酢、リンゴ酢
醤油 蒸煮した大豆と炒って砕いた小麦を混ぜ,コウジカビを加えて18%程度の食塩水を加えて発酵
味噌 白味噌、八丁味噌
垂味噌 煮物などの調味料で、味噌に水を加えて煮つめ、袋でこして滴らせた汁。
煎り酒 酒に醤油・鰹節(かつおぶし)・梅干しなどを入れて煮つめたもの。刺身・酢の物などに用いる。
みりん 焼酎に米麹(こうじ)と蒸した糯米(もちごめ)を混ぜ、数か月間置いて糯米を糖化させ、圧搾してつくる甘い酒。黄色透明で粘りがある。

ケチャップ 野菜を煮て裏ごしにかけ、調味料・香辛料を加えた洋食用のソース。
マスタード ホワイトマスタード、シノニム、ブラックマスタード
マヨネーズ 食用油・酢・卵を主材料とした半固体状ドレッシング。タルタルソース
ウスターソース
ラー油
ひしお
魚醤 しょっつる(秋田県)、いしる(石川県)、ニョクマム、ナンプラー
オイスターソース
醤(ジャン) 豆板醤、XO醤、芝麻醤、豆鼓醤、甜面醤
腐乳 中国名を腐乳(フウルウ)。塩、麹などを加えて発酵さけたもの。
コチュジャン
ケチャップマニス インドネシアの甘口醤油。煮込み料理やソースの他、そのままつけ醤油としても使う。辛口醤油としてはケチャップアシンがある。
サルサ
サンバルソース
チリソース(タバスコ)
カレー粉
香辛料 スパイス、ハーブ
油脂
サラダドレッシング

 ⇒ エスニックな調味料
 ⇒ その他の調味料、だし


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